2014年4月21日月曜日

夢の中でも断られる

 某国の船の沈没ニュースが話題になっているせいか、夢にまで外交が出てきてしまいました。

 反日感情剥き出しの彼女のことですから、本来は訪日の可能性はかぎりなく低いわけですが、夢のなかでは A 氏に会いに来ていました。


 なぜかそこに私まで居合わせているのが夢の不思議ですね。


 A 氏は前回の失敗を踏まえ、あれから必死に韓国語を練習したとは言っていたものの、アンニョンと言いかけたところで、彼女が日本語で話し始めました。


 「こんにちは。そして日本にようこそ。」


 彼女のあいさつもかなり怪しいところにホッとしたのもつかの間、A氏は話の切り出し方に困っているようでした。

 
「きみ、ちょっと通訳お願い。」


 たまたま居合わせただけでまさかのご指名です。

 ここじゃ何なんで、場所を変えてコーヒーでも飲みながら話しましょう、と伝えてくれとのことだったので、言われるとおりにしたところ、ピシャリと返されました。


 「私、コーヒーは飲みませんから。」


 現実でも夢の中でも拒否されるとは、散々な A氏だったというオチでございました。



(夢の内容はあくまでもフィクションです。)


2014年4月15日火曜日

ようかんはよう嚙んで……

 たまたまテレビが点いていたので、朝支度をしながらチラ見していました。


 深夜から早朝にかけて飛ぶように売れる食品特集だったのですが、その中でもようかんのことが妙に気になりました。


 1 日 150 本限定販売で、おひとりさま 3 本まで買えるという触れ込みです。
 番組は早朝から並ぶ人々を撮影し、開店とともに何分で商品が売り切れるかを計測していました。


 残念ながら 51 番目に並んでいたおばあさんはようかんを購入できなかったため、そのとても残念そうな様子が画面から伝わってきました。


 そこまでなら、限定品であればよくある光景だと思っていたのですが、スタジオ画面で、番組スタッフがそのようかんを口にしている姿を見て、おや、と思ってしまいました。


 ようかんは 50 人目で売り切れました。

 つまり、並んでいた 50 人すべてがようかんを 3 本ずつ購入した計算になります。
 番組スタッフも並んでようかんをゲットしたとテレビで紹介していましたから、彼らも 3 本買ったことは間違いないでしょう。


 オフレコで、番組スタッフは出演料として一本くらいはようかんをおばあさんに譲ってあげたと信じたいです。


 51人目に並んでいたおばあさんは、ようかんを買えずに悔しそうにしているところをタダで撮影され、それを全国ネットで流されたのですから。

 まさかのヤラセだったという可能性もゼロではないですが。