2013年9月9日月曜日

妙に壮大だったような何か

  今朝方、夢を見ました。

  どういうわけか、職場で PC に向かっている自分の姿を俯瞰しています。
 オカルト的に言うと、幽体離脱して自分の姿を天井から見下ろしている感じです。
 見知らぬ女の同僚が私の対面で同じようにキーボードを叩いています。

「あっ、あれ見て!」

 同僚が窓の外を指差しました。
 言われた方向に目をやると、いくつもの稲妻が光っているのが見えます。 

「夕立でしょ?今年の夏は豪雨が多かったし。」

 雷は苦手ですが、屋内にいればこっちのものです。
 しかし、点在していたはずの稲妻は磁石のように吸い寄せられながら、あれよあれよという間に巨大な青白い光の柱になってしまいました。  

 これはヤバイぞ、と思ったのも束の間、巨大な光の柱はもう窓のすぐそばまで接近し、窓全体を覆うようにして立ちふさがりました。  
 まさに、目の眩むような光です。

 すると、耳をつんざくような轟音が聞こえてきました。
 それは、いくつもの光の筋が恐ろしいスピードで走る音だったのです。  
 この光に包まれたら死ぬ。もう逃げ場は無いと、私は死を覚悟しました。

「とうとう始まったのよ!」  

 この光の正体を知っているかの如く、彼女が叫びました。

「へっ?何が?」  

 光は青白い色から黄色に変わり、太陽のような光となって、部屋全体を包み込みます。

「ああ、眩しすぎて何も見えない!」  

 あまりの眩しさに、本当に目が覚めてしまいましたね。  
 ちょうど起きる時間だったので、好都合でしたが。  

 あのとき、一体何が始まろうとしていたのかが気になるところでしたが、明日にでもなればすっかり忘れてしまいそうなので、ここに残しておきます。