会社の帰りはウォーキング時間になっています。
普段は暗い夜道をわき目もふらず歩くことにしていますが、たまには気分転換も必要かと思い、いつもの道を変更して、大通りを歩くことにしました。
大通りは明るくて賑やかなのですが、車の行き来も激しいので落ち着いて歩く感じではないですね。
「チリンチリン」
道路交通法上、原則として歩道に自転車を乗り上げてはならないことになっているのですが、それをご存知ないのか、車道が危なっかしいのか、自転車に乗って我がもの顔で歩道を突っ走って行く方が結構いらっしゃるのは残念ですね。
歩道・路側帯・歩道等 [自転車の道路交通法]
歩道に乗り上げてベルを鳴らしてくるのはご年配の方か女性が多いので、やれやれまたかよ、と思いながらも道を譲って歩いていると、横スレスレを通り過ぎていったのは革ジャンに革パンツ姿の若い長身の男性でした。
先日のゾニーの件もありますので、最近はまた革スタイルが流行ってきているのかと思っているうちに、赤信号にさしかかりました。
とうに私の横を通りすぎたはずの彼も信号待ちをくらっていました。
ハンドルを握りながら、前屈みの姿勢で信号が青に変わるのをじっと待っています。
髪型も最近再び流行しているおしゃれツーブロックでした。
髪型も最近再び流行しているおしゃれツーブロックでした。
そのとき、見えちゃったんですよね。
深紅のバラがたくさん描かれたド派手なシャツが革ジャンの裾からこぼれ出ているのを。
深紅のバラがたくさん描かれたド派手なシャツが革ジャンの裾からこぼれ出ているのを。
『あんなシャツ、どこで買うんだろ?頼まれてもゼッテーに着ないデザインだけど。』
パッと信号が青に変わり、バラをはみ出させた彼は、道路交通法を違反したまま、夜の街に消えて行きました。
そんなことを好き勝手に考えている私の靴の色は七色でございます。