帰宅の電車に揺られていると、これからしばらく停車するというアナウンスが入りました。
人身事故の後処理に手こずっていたようです。
運転を再開するまでそのまま待ってろと言われましたが、時間は1分でも有効に使いたいので次の駅で降り、本屋をブラブラしてお茶でもしようということになりました。
一人だったんですけどね。
新しい本の匂いは大好きなのですが、いきなり行って良い本に巡りあえたというためしがありません。
大抵は人から聞いたりネットで調べたりして良さそうな本はネットで購入してしまうため、本屋離れは加速する一方です。
本屋にあまり立ち寄らない理由はもう一つあります。
ウ〇コが近くなるからです。
本屋に行くたびにトイレを探したり、本を買う前にいったん店から出たりしなければならないなんて、長年の間そういう特殊な病気だと思っていました。
『オイそこの君、便秘なら本屋へ直行だ病』とでも命名しておきましょうか。
生来品性の良い私のことですから、ネットでなければとてもとてもこの病のことを口にするのははばかられます。
そこで頼りになるのが Google 様ですね。
キーワードを入れてみたんですが、このありさまですよ。
本屋 うんこ
単語を並べただけなのに、したくなる方向に誘導しようとしているのが見てとれます。
検索結果も出るわ出るわで、私と同じ症状でお悩みの方も相当多いことがわかりました。
本屋 う〇こがしたくなる理由
NAVER まとめまである!ということで早速読みにいってまいりました。
本屋でトイレに行きたくなる9つの理由
9 つの理由というものの、どれも仮説の域を超えてないのが残念ですが、『7. 過敏性腸症候群の一種説』が何となく自分には近いような気がしますね。
上記を踏まえたうえで、某デパートの最上階にあるリアル書店に行ってきたわけですが、先にトイレを済ませておいてもまったく効果がないことがよくわかりました。
やはり本を手に取ってパラパラめくるという動作がスイッチになるようです。
途中でトイレ休憩を入れてから、とある経済本を手にしたのですが、その中身を見ているうちに怒りが込み上げてきました。
「なんじゃこりゃあ!半分以上が余白じゃねーか!こんなクソ本で 1,800円(+税)の代金を取ろうなんて詐欺同然だ!」
と心の中で絶叫して本を棚に戻し、涼しい顔をしてリアル書店を後にしました。
いやあ、あの時間はいったい何だったのでしょうか。
本は中身をしっかりチェックしないことには後で後悔することにもなるので、たまにはリアル書店もいいかと思ったんですけどね。
最近はネットショップでもチラ見できる機能がついて、レビューまで読めるとなると、やはり主たる目的は便秘解消ということになるのでしょうか。
書店からしてみれば、店がそんな客であふれかえったら、タダで水とトイレットペーパーを使われて、掃除までさせられるとなっては、商売上がったりもいいとこでしょう。
私は便秘持ちではないので、そうお世話になることもなさそうですが。