2013年8月10日土曜日

SNS は頑張るだけ虚しい

 まあ、ほとんどの人は経験していると思いますが、自分に合いそうな人はなかなか見つからないものです。

 付き合いやすい人といわれる人たちは、人あたりが良いのかもしれませんが、その無難な性格ゆえ個性がイマイチ足りないかもしれませんし、その反面、個性の強い人は無理して人に合わせようなどとは思っていませんから孤立する傾向にあったり。
 5 年くらい前までは FaceBook に顔写真も載せていてわかったことですが、赤の他人は顔だけ見て友達申請してきますが、本当にその人と気が合うことは滅多にありません。
 たとえば、電車の車両に等間隔に並んでいるつかまり棒を見て、一瞬でこんなのを想像したら、感覚は私と近い可能性はあります。

 しかし、いきなりネットで会った人に同じように発想しろって言っても無理な相談ですね。
 かつては同居人も FaceBook をちょこっと使っていたのですが、二人して最終的な意見は同じでしたね。

「プライベートを人に見せびらかして、何が楽しいの?」
 たとえば、私たちがどこかに遊びに行ったとします。
 まあ、当人同士はそこそこ面白い時間を過ごすわけですが、別に私たちはそれを「イイね!」と思って欲しいとは思いません(例外的にすごく面白い場所だから行ってみそ、くらいの紹介はするかもしれませんが)。
 同じように、自分の友達がどこかに行ったり、何かを食べたりした写真を見かけたとしても、あっそ、くらいの感想しかありませんので、「イイね!」を押すことに戸惑いを感じます。

 もちろん、高級レストランでパスタを豪快に鼻からすすり上げているくらいのレベルの写真を見せてくれるのなら、迷わず「イイね!」を押すんですけどね。
 バーチャルな友達を無駄に増やしても虚しいだけ、というわけで SNS は全然頑張っていないという、だから何?的な話でございました。